まいど!
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競馬予想屋ゆうきです!
第93回日本ダービー、終わりましたね。勝ったのはロブチェン。強いのはみなさんもう分かっていると思います。
でも今日のダービー、本当に語るべきはそこじゃないんですよ。勝ち馬の外側に、もっと深い物語が3つも転がっていた一戦でした。
「同じチーム」が3年越しで府中に帰ってきた
みなさん、2023年5月28日のダービーを覚えていますか?
青葉賞馬スキルヴィングが、ゴール後にルメールを背にフラフラと歩き、スタンド前で下馬すると内ラチ沿いへ倒れ込んだあのレースです。死因は急性心不全。ルメールが心配そうになでても、馬は微動だにしませんでした。
あのスキルヴィングの馬主はキャロットファーム、調教師は木村哲也でした。
そして今日のパントルナイーフ。馬主はキャロットファーム、調教師は木村哲也、鞍上はルメール。3年前と全部重なっているんですよ。
偶然じゃないですよね?同じチームが、同じコースに帰ってきた。これって競馬ファンとしてはゾクッとする話じゃないですか?
直線でゴール前先に抜け出したパントルナイーフでしたが、最後にロブチェンに差されてアタマ差の2着。ルメールは「自信があった。これからG1ホースになれる馬」と語りました。
頭差で届かなかった。でもあの日とは違い、パントルナイーフは無事にゴールを過ぎ、最後まで前を向いて走り切ったんです。
ルメールがこのダービーに何を重ねていたかは本人しか知りません。でも「これからG1ホースになれる馬」という言葉を、3年前の記憶なしに読める人間は少ないはずです。
オークスとダービーが2週連続で「同じ絵」を描いた
ここで先週のオークスを思い出してほしいんですよ。
オークスでは、向正面でリアライズルミナスが焦れたように押し上げ2番手まであがりました。馬番は3枠5番。
そして今日のダービー。向正面で外から一気に動いたバステールが前につけ、最後の直線に入った。バステールの馬番は3枠5番でした。
2週連続で、3枠5番の馬が向正面でレースを動かしたんですよ。これ気づいてた人いますか?
動いた馬の内側で起きた悲劇
そして直線では、その動いた馬が別の形で明暗を分けました。バステールは前に出てしぶとく粘り込みましたが、その内側の経路は閉じていたんです。
私の本命だったリアライズシリウスは、直線でバステールに進路を遮られる不利を受け、本来の末脚を発揮できないまま7着に沈みました。
東京3戦3勝という実績と、追い切り評価トップという状態。条件は揃っていただけに、あの不利が悔やまれる一戦でしたね…。
2週連続で、動いた馬より動かなかった馬が笑う結果になりました。オークスは後方から来た5番人気ジュウリョクピエロ、ダービーは中団から来た1番人気ロブチェン。どちらも向正面で動かず、直線で末脚を弾けさせています。
東京2400は、向正面で仕掛けた馬の前が残り、その内側で詰まった馬が泣く。今年はそんな構図を2週続けて見せた舞台でもあったんですよ。
ゴーイントゥスカイが「呪われた路線」に刻んだ数字
青葉賞組は日本ダービーを勝てない。これは競馬ファンならご存じのジンクスですよね。
勝てないどころか、最後に同じ舞台で命を落とした馬さえいる。スキルヴィングという名前が、この呪縛をより重くしました。
ゴーイントゥスカイにとって今日のダービーは、そのジンクスに正面から挑んだ一戦。結果は4着。勝てませんでした。
でも今日、この馬はダービー本番で上がり最速の末脚を叩き出したんですよ。
4着という着順だけ見れば「また青葉賞組が負けた」で終わります。でも上がり最速という事実は、皐月賞馬ロブチェン、アタマ差2着パントルナイーフ、3着バステールを含む全18頭の中で、末脚の純粋な質においてこの馬がトップだったことを意味しているんです。
歴代のダービー出走馬たちと比べてもトップレベルの末脚と言っていい数字です。
青葉賞組がダービーを勝てない最大の理由は、準備期間の短さと、皐月賞組と初めて真剣勝負する本番の難しさにあります。その条件下で上がり最速。これは敗北の中に埋まった、見逃してはいけない数字なんですよ。
秋、この馬がどこで何をするか。みなさんも頭の片隅に置いておいてください!
ゆうきの視点から一言
今日のダービーで語るべきことは3つありました。
キャロットファーム×木村哲也×ルメールという「同じチーム」が3年越しで府中に帰り、あの日の続きを走ったこと。オークスとダービーで2週連続「3枠5番が向正面を動かす」という同じ絵が描かれ、動いた馬の陰で本命馬が進路を失ったこと。そして青葉賞経由の4着馬が、この舞台で上がり最速を叩き出したこと。
ロブチェンが強いのは分かっています。でも競馬の奥深さは、勝ち馬の外側にこそあるんですよ✨
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